【注意】育児で絶対にやってはいけないこと5選

保育・育児

1 子どもに無関心な態度をとる

2 懲罰を与える

3 怒鳴りつける

4 暴言を吐く

5 物事を強要する

うきくん。
うきくん。

本記事の内容だよ

  • 育児で絶対にやってはいけないこと
  • やってはいけないことの代替策

はい、うきくん。です!(@ukikun.)

現役保育士をしています。


世の中には、

 育児と日々奮闘

しているパパやママが大勢おり、

同時にたくさんの悩みを抱えています。

ママさん
ママさん

そうなのよね~(泣


そんな中、

気持ちに余裕がなくなり、

知らずのうちについついやってしまっている

 子どもの発達上、好ましくない育児

があることをご存じですか?

ママさん
ママさん

え、そうなの??

もしかすると、

知らない人も多いかもしれません。


今回は、

 育児で絶対にやってはいけないこと

について徹底解説し、

代替策についてもお話ししていきます。


「あ、私やっているな」

「俺はそれに近いことをしている」

と思い当たる節がある方は、

この記事をきっかけに

ぜひ改善してもらえればうれしいです。

それでは早速見ていきましょう!

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【注意】育児で絶対にやってはいけないこと5選

1 子どもに無関心な態度をとる

2 懲罰を与える

3 怒鳴りつける

4 暴言を吐く

5 物事を強要する

うきくん。
うきくん。

ひとつずつ順番に解説していくよ。

中には、

「そんなことわかってるよ!」

と思う方もいるかもしれません。

ですが、

とても大切なことですので、

これを機に原点に立ち返ってみてください。


また、ついついやってしまっているという方は、

すぐに改善できる方法もお話ししますので、

ぜひ最後までご覧ください。


それでは一緒に見ていきましょう!

子どもに無関心な態度をとる

いきなりですが、2つ質問します。


「あなたは、子どもが話をする際、よく耳を傾け聞いていますか?」

「あなたは、子どもの発言や行動にリアクションを起こしていますか?」


いかがでしょうか?

もし、答えが「ノー」であれば、

子どもに対して無意識のうちに

無関心な態度をとってしまっていることになります。

では、なぜいけない行動に当てはまるのでしょうか?


2つの質問について、

普段から子どもの話をないがしろにしていたり、

適当な相づちを打ったり無関心な態度でいると、

 子どもの自己肯定感が低下する

 子どもが親を信頼できなくなる

といったデメリットが生じるからです。

お子さん
お子さん

えっ、そうなの!?

ここで前提条件として、

 子どもにとって、親の存在は絶対的である

ことを頭の片隅に入れておきましょう。


子どもは、自身の感情を伝えるために、

言葉や行動で自己表現しようとします。

それは、見ず知らずの人に対してする訳でなく、

絶対に信頼できる心のよりどころ、

つまり親(または身近な人)にしかしません。


ひとたび、信頼できる存在である親から、

気持ちのない相づちや、

あからさまな無視をされれば子どもは、

 「自分の話なんか聞いてもらえない」

 「自分は価値のない人間なんだ」

 「親なら自分の話を聞いてくれると思っていたのに」

と感じてしまうのです。

お子さん
お子さん

そのとおり!

日々仕事や育児に追われ、

心身ともに大変で余裕がないかもしれません。

できる限りでいいので、

子どもと親身に接することを忘れないでくださいね。

うきくん。
うきくん。

子どもの話を聞いてあげることは、

良好な親子関係への第一歩!

懲罰を与える

ただでさえ忙しい毎日。

ストレスを抱え、

苛立つこともあるでしょう。


そんなとき、

子どもはあなたの言うことを聞いてくれず、

ふさわしくない行動をしている。

お子さん
お子さん

アバレンジャーごっこするー!

そこで、

 「言うこと聞かないと、ご飯あげないよ」

 「叩かれないとわからないの?!」

等体罰には至らないにせよ、

脅し文句を言ったり、

罰を与えたりして、

言うことを聞かせようとしていませんか?


はっきり言います。

それは、いけません。

ママさん
ママさん

じゃあ、いったいどうしたらいいの?


罰を与えることで、

行動をコントロールするのは、

 しつけでなく調教

と言えます。


動物園の飼育員が、

動物たちに芸を仕込むときの、あれです。

※画像はイメージです

罰を与えることで指示を聞き行動するのは、

指示の内容を理解したのでなく、

 罰に恐怖し、罰を回避するため

に行動しているだけ。問題の根本的な解決にはなっていないのです。


また、懲罰のデメリットとして、 

  • 効果が長続きしない
  • 罰をどのようにして回避するかに集中する
  • 親の顔色をうかがうようになる

等が挙げられます。

ママさん
ママさん

えー、罰っていけないの??

うきくん。
うきくん。

正直なところ、

メリットがないのでいいとは言えないよ!

 

イルカやアザラシが、

ボールを頭に乗せる意味を理解しなくてもいいですが、

子どもは親に怒られてしまう理由を、

理解しなければいけません(←大事です)


懲罰で行動をコントロールしようとする前に、

ふさわしくない行動がなぜふさわしくないのか、

理由を明確に教えてあげることが先です。

うきくん。
うきくん。

罰や叱ることで解決するのではなく、

理由を教えてあげよう!

怒鳴りつける

子どもが親の意に反した行動をすることは、

日常茶飯事です。

思いもよらぬ奇想天外な行動も、

しばしば見られますよね。


そういったとき、

穏やかに注意すればいいものの、

つい有無を言わさず怒鳴りつけていませんか?

ママさん
ママさん

私、いつも怒鳴ってるわ・・・。

切羽詰まった状況だと、

冷静に注意することを忘れてしまいがちです。

では、なぜ怒鳴ることがいけないのでしょうか?


答えは、

 子どもが怯え、委縮してしまうから

です。


それと関連して、

大きい音や声を聞くたびに怯えたり、

行動や感情が抑制されてしまったり、

家庭の外でも不都合が生じるようになってしまいます。

お子さん
お子さん

言いたいことも言えない

「ポイズン状態」になっちゃうの

のびのびと成長すべき子どもが、

何かに怯え委縮するようになってしまえば、

健全な発達は確実に阻害されます。


真に身の危険が迫っている等の

緊急事態でもない限り、

むやみに怒鳴ることはしない方が賢明ですよ。

うきくん。
うきくん。

後述するけど、

そんなときにはー、

「アンガーマネジメント」!!

暴言を吐く

あなたは、

 乱暴な言葉や変な言葉を使っていませんか?


子どもは親の行動を見て学びますが、

話している言葉を聞き学ぶのも例外ではありません。

親の会話を始めとし、

他の人の言葉、

テレビやラジオから流れてくる言葉等、

様々な言葉を聞いてインプットし、

自分のものにします。

ママさん
ママさん

知らずのうちにインプットしているというのね!

子どもの頃に一番聞くのは、

身近にいる親の言葉でしょう。


つまり、

 親が使っている言葉を、子どもも使うようになる

と言えます。


ですから、

何気なく放った暴言も同様に、

子どもの語彙力に追加されていくのです。

使いどこがやってくれば、

家の中でも外でも、

インプットされた暴言を吐くようになるでしょう。

使う言葉は常に注意したいものですね。

うきくん。
うきくん。

間違っても子どもの前では、

「バカ」とか「クソ」とか

乱暴な言葉は使わないように!

物事を強要する

「あれをしなさい」

「これをしなさい」

どの時代でも変わらず聞くセリフです。

お子さん
お子さん

あっ、よく言われるやつだー

ですが、

子どもに物事を強要することは、

果たして教育上いいことなのでしょうか?


また、

強要することは子どものためでしょうか?

それとも親のためでしょうか?


超質問しましたね。笑

ママさん
ママさん

えー、わかんなーい!

結論を言えば、

子どもの自主性や自律(自立)を伸ばすなら、

物事の強要はよくありません。

大人でも共通して言えることは、

強制、命令されると嫌で反発したくなる。


ですよね?笑


それならば、

自主的にやる方が気持ちがいいはずですね。

子どもも同じです。

うきくん。
うきくん。

強要や命令ばかりして、

思いのまま動かそうとするのはダメだよ!

代替策

1 同じ目線で会話する

2 いけない理由を教える

3 その場から一度離れる

4 美しい言葉を意識する

5 自主的にやるように仕向ける

ここまで「やってはいけない」ことばかりを、

散々お伝えしていきました。

ママさん
ママさん

結局、私はどうしたらいいの?

それでは、

「やってはいけないこと」に代わる、

代替策について順番に解説していきます!

うきくん。
うきくん。

今すぐできることばかりだよ!

同じ目線で会話する

おまわりさん
おまわりさん

はいはい、そうなんだねー(適当)

早くここに署名してねー

うきくん。
うきくん。

相手の話をちゃんと聞くのは、

コミュニケーションの基本中の基本だよ!

「やってはいけない」のは、

 子どもに無関心な態度をとる

でした。


大人からすれば、

子どもが興味を持つことを

理解できないかもしれません。

お子さん
お子さん

変な形のゴミ見つけた!


ですが、

そこで軽くあしらってしまえば、

子どもの心は傷つきます。


打開策として、

 子どもと向き合い、同じ目線で会話する

ことがよいでしょう。


仮に子どもの興味に共感できなくても、

「あなたの話を聞いているよ」

ということが伝わるだけでも、

子どもはうれしく思います。


今以上に親子関係が良くなりますよ(←超大事)


間違っても、

あからさまに不機嫌な表情を見せたり、

スマホに注視しながら会話したりしないでくださいね。

うきくん。
うきくん。

会話のほかに、

ハグをしたり手をつないだりスキンシップをとる等も

いいことだよ!

ここでは掘り下げませんが、

 オキシトシン(幸せホルモン、愛情ホルモン)

が分泌され、お互いの愛情が深まります。

いけない理由を教える

「やってはいけない」のは、

 懲罰を与える

でした。


しつけとの名目で、

時として、罰を与えたくなるかもしれません。

ですが、

「罰は心をコントロールしている」

ことを思い出してください。

罰は子どものためにはならないのです。


そこで、

ふさわしくない行動をしたときには、

罰を与えるのでなく

 なぜその行動がいけないのか教える

ことを思い出してください。


子どもは、

怒られたり罰を受けたりしても、

なぜ怒られたのか、

罰を受けたのかわからないことが多いです。

幼ければより理解できません。

お子さん
お子さん

ぼく、わかんなーい

ですから、

 丁寧にわかりやすく簡潔に

いけない理由を教えてあげてください。

そのことを理解できれば、

罰を与えなくともふさわしくない行動は、

おのずと減っていくでしょう。


捕捉ですが、

 ふさわしくない行動をしなかった

(=ふさわしい行動をした、普通にしていた)

ときに褒めてあげると、

ふさわしい行動(普通の行動)が増え、

ふさわしくない行動が減っていきますよ。

うきくん。
うきくん。

パパがママや子どもに気づきを与えよう!

うまくできたら褒めるのも大切!

その場から一度離れる 

爆発の危険!注意!離れるべし!

おまわりさん
おまわりさん

こら!おとなしくしろ!

うきくん。
うきくん。

優位性や立場を利用して、

相手を委縮させるのはよくないよ!

「やってはいけない」のは、

 怒鳴りつける

でした。


「そうは言われても、気付いたら怒鳴っている」

という方も多いでしょう。

ママさん
ママさん

そうよ、そうよ!

そんなときは、

 その場から一度離れる

ことを意識してください。


アンガーマネジメント」って知っていますか?

アンガーマネジメント・・・簡単に言えば、怒りを抑える技

アンガーマネジメントを活用し、

怒りを抑える努力や行動をするのです。


もしアンガーマネジメントを知らない方や、

すぐに怒ってしまいがちな方には、

あの中田敦彦さんのお墨付き、

こちらの書籍がおすすめです。


怒鳴ってしまいそうになったら、

その怒りに着目し、

怒りに気付いた時点でその場から離れましょう。

うきくん。
うきくん。

ドアの向こうへ行き、大きく深呼吸しよう!

少なくとも6秒以上は、時間をおくよ。


その後、

気持ちが落ち着いたところで、

子どもに対し、

何がどのようにいけなかったのか説明しましょう。


前述しましたが、

説明の際には、

 丁寧にわかりやすく簡潔に

を意識してみてください。

子どもにきっとうまく伝わるでしょう。

うきくん。
うきくん。

さっきまでの怒りが嘘みたい!

子どもに誇れる自分になろう!

 

「それでも怒鳴っちゃう」

そんな方には、こちらがおすすめ!

美しい言葉を意識する

おまわりさん
おまわりさん

ふざけんな!

てめー!この野郎!

うきくん。
うきくん。

度が過ぎると人権侵害って言われかねないよ!

ハラスメントには要注意!

「やってはいけない」のは、

 暴言を吐く

でしたね。


とはいえ、

普段使っている言葉を

急に直すのは難しい話ですよね。


誰かと話をしていて

自然に出てくる言葉や、

無意識のうちに使っている言葉って

たくさんあると思います。

ママさん
ママさん

「ヤバい」とか「ワロタ」とかつい出ちゃう。

ですから、

 美しい言葉を意識する

これを頭の片隅に置いておき、

ふとしたときに思い出すようにしてみてください。

「おはよう」、「ありがとう」、「いってらっしゃい」といった基本的な言葉から、

少しずつ見つめ直します

もし暴言が出てしまったなら、

訂正するくらいの気持ちが大切です。

この話を知っているのと知らないのでは、

発言に大きな差が生まれてきますよ。

うきくん。
うきくん。

子どもが間違えて覚えないように、

正しい言葉遣いを心がけよう!

自主的にやるように仕向ける

おまわりさん
おまわりさん

職務質問と所持品検査に応じなさい!

うきくん。
うきくん。

強要はできないよ。

どちらも人々の協力を得てやらなくちゃ!

「やってはいけない」のは、

 物事を強要する

でした。


誰でも

「宿題やりなさい」

と言われたらやりたいと思いませんよね?笑

シンプルな話です。

お子さん
お子さん

今からやろうとしてたところだし!

できることなら自ら進んで、

宿題をやるようになってほしいと誰しも思います。

結局それが将来役立つのですから。


注:自律性や自主性つの重要性については、

別記事で解説したいと思います。


ぜひパパやママにやっていただきたいのは、

 自主的にやるように仕向ける

ことです。


こちらから何も言わずにやってほしいことをしてくれれば、

それに越したことはありません。

ですが、そううまくもいきませんよね。

やり方

自主的にやるように仕向けるにも、

やり方がいくつかあるのでご紹介します。

・強要せず、疑問形で尋ねる

・習慣にさせる(ルーティン化)

・ヒントを出しアシストする

ここでは、

一番実践的な「強要せず、疑問形で尋ねる

について解説します。

うきくん。
うきくん。

すこーし言葉を言い換えるだけ!

すぐできるよ。


具体的なやり方は、

「今は何をする時間?」

「この後は何をするんだっけ?」

「〇〇しなくてもいいの?」

なんてことを問いかけるだけ。

ママさん
ママさん

え、たったのこれだけなの??


少なくとも強要や命令されてる感は

なくなりますよね?笑


やってほしいことをしていない場合に子どもは、

・何をしたらいいかわからない

・何をするか忘れている

・めんどくさがっている

ことが考えられます。


「何度言ったらわかるの!」

と怒鳴ることなく、

冷静に話しかけてあげましょう。

うきくん。
うきくん。

自律性や自主性をぐーんと伸ばしてあげよう!

実は、「幸福度」も上がるよ!

まとめ:【注意】育児で絶対にやってはいけないこと5選

それでは、

ここまでの内容を簡単におさらいしましょう。

【やってはいけないこと】

1 子どもに無関心な態度をとる

2 懲罰を与える

3 怒鳴りつける

4 暴言を吐く

5 物事を強要する

うきくん。
うきくん。

そこで、

あなたにとってほしい代替策がこちら!

【代替策】

1 同じ目線で会話する

2 いけない理由を教える

3 その場から一度離れる

4 美しい言葉を意識する

5 自主的にやるように仕向ける

どんなに忙しくても、

どんなに追い詰められていても、

やってはいけないことがあります。


一言でいえば、

子どもの人権を踏みにじること

です。


そのようにならないためにも、

どうすればいいかということを考えないといけません。

相談すること、協力すること、学ぶことで、

きっと幸せが見つかるはずです。


パパやママが幸せでなければ、

子どもは幸せになれません。

一緒に最高の育児をしていきましょう。


少しでもあなたの参考になればうれしいです。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございました!

「子どもは、親の背中を見て、育つ」

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