- BCD(浮力調整具)
- レギュレーター
- オクトパス
- コンパス(残圧計)
はい、うきくん。です!
「シュノーケリングをマスターしたから、ダイビングを始めたい」
「機材は何が必要かわからない」
と悩んでいませんか?
今回は、
ダイビングに必要な重機材
について解説していきます。
- ダイビングに必要な重機材がわかる
- 重機材の使い方がざっくりわかる
- 必要な軽機材も復習できる
- 重機材に関する豆知識
【ダイビング初心者】必要な機材はこれ【重機材編】
- BCD(浮力調整具)
- レギュレーター
- オクトパス
- コンパス(残圧計)
用意する重機材を解説していくよ
これさえ見れば、何が必要かわかるんだね
ダイビングに必要な重機材とその使い方を
ざっくり解説していきます。
おまけで、必要な軽機材の復習と
ダイビング関係の豆知識もご紹介します。
それでは、順番に見ていきましょう。
BCD(浮力調整具)
見た目は、いかついライフジャケットのような
防弾チョッキのようなものです。
背中にハーネスがついており、
ボンベをセットします。
後述するレギュレーターをつないで、
息を吸えるようにします。
このBCDに空気を送り込み、
浮力を調整することで、
水面に浮いたり、海中で深度を変えたり、
動きをつけることができます。
水面で待機するときは、空気を入れて、
海に潜りたいときは、空気を抜きます。
BCDには、インフレーターホースと呼ばれる管がついており、
このホースによって、空気を入れたり抜いたりします。
空気の入れ方は2種類あります。
- 吸気ボタンにより、ボンベから空気を入れる
- 吸入口から、自分で息を吹き込み空気を入れる
吸気ボタンは、押すだけでBCDに空気を入れられるので楽です。
水中では、基本的に吸気ボタンで空気を入れます。
自分の口から空気を入れるのは、主に水面にいるときです。
ボンベの空気を節約したいときに使いましょう。
BCDから空気を抜く方法は、3種類あります。
- インフレーターホースの排気ボタンを押す
- インフレーターホースを引っ張る
- BCDの右後ろについている、排気弁を引っ張る
3種類もあるのは、体勢によって空気の抜けやすさが変わるからです。
例えば、フットファースト(足から)で潜る場合は、
インフレーターホースの排気ボタンを押して空気を抜きます。
体勢は頭が上で起きている状態なので、
空気が上に行く性質を考えると、
インフレーターホースから空気が抜けやすいのです。
反対に、ヘッドファースト(頭から)で潜る場合は、
BCDについている排気弁を引っ張って空気を抜きます。
インフレーターホースよりBCDの排気弁が上に位置するので、
この方が空気が抜けやすいのです。
BCDのサイズは、外国人向けですので大きめに作られています。
私の身長は約170センチメートルですが、
Sサイズでちょうどいいか、少し大きいくらいに感じました。
LサイズやXLサイズは、かなり体格がいい人でないと、
体にフィットしないので注意が必要ですよ。
体に合わないサイズだと、
泳いでいるときにブカブカがストレスになるし、
泳ぎづらいよ
ピッタリがいいね!
レギュレーター
ボンベの圧縮された空気を、
人間が吸えるように調整してくれます。
略して、「レギュ」です。
ボンベに直接セットし、
使うことができます。
マウスピースを口にくわえると、
ボンベの空気を吸うことができます。
息を吐くときもマウスピースは加えたままで、
呼吸ができます。
パージボタンを押すと、
口で吸わなくても、ボンベの空気が出てきます。
あまり使うことはありませんが、
万が一、マウスピースから空気を吸えなくなった場合、
パージボタンを押し空気を出して、
その空気を吸います(水中で言う泡のこと)
首の後ろからかけると、
運びやすいよ
なんだか蛇みたい!
オクトパス
予備のレギュレーターと考えて大丈夫です。
自分の正規のレギュレーターが故障した場合や、
バディのエア切れの際に使います。
使わないときは、垂らしておくのではなく、
BCDのお腹部分に差し入れておきましょう。
海中を泳いでいると、サンゴ礁や地面にぶつかったり、
何かに絡まったりして故障や危険を引き起こすの可能性があるので。
価格はピンキリですが、
レギュレーターと比較すると安価で購入できますよ。
オクトパスって名前だけど、
タコじゃないよ
間違えないように気をつけるね!
コンパス(残圧計)
コンパスと残圧計は、セットになっていることが基本です。
コンパス+残圧計+レギュレーター+オクトパス
が1つのセットになるイメージで大丈夫です。
コンパスの使い方は、ここで説明するのは難しいので、
インストラクターに教わりましょう。笑
進みたい方角とフィンのスクロールの回数がカギですよ。
残圧計はその名の通り、ボンベの残りの容量を、
教えてくれます。
海中では、こまめに残圧をチェックし、
余力を残して地上に帰りましょう。
海中でむやみに空気を吸いすぎると、
すぐに残りがなくなってしまいますので、
1度吸って息を止める等工夫しましょうね。
コンパスも残圧計も
命を守る大切な道具だよ
水の中は危険がいっぱい!
必要な軽機材(復習)
- マスク
- シュノーケル
- フィン
シュノーケリングを経験していれば、
軽機材の扱いは既にマスターしていると思います。
軽機材があれば、水面や素潜りができますね。
おまけで、他に必要な周辺機材もご紹介しておきます。
シュノーケリングで基礎力をつけよう
たくさん泳ごう!
周辺機材(おまけ)
- ウェットスーツ(3mm~5mm程度)
- ドライスーツ(冬用)
- 水着(ウェットスーツの下に着る用)
- グローブ
- ブーツ
- ダイブコンピュータ(ダイコン)
- フード(なくても可)
- ウェイトベルト(初心者はレンタル)
- ウェイト(初心者はレンタル)
- ボンベ(ほぼ全員レンタル)
- 懐中時計(ナイトダイビング用)
- ホワイトボード(インストラクター用)
- 水中ホイッスル(なくても可)
- 水中カメラ(完全に趣味の範囲)
- マリンバッグ(自分の機材を入れて運びます)
- 曇り止め(唾でもOK)
- 90Lのごみ袋(帰る際、濡れた機材を入れます)
- ログブック+ペン+ライセンス(忘れやすいw)
ざっくり周辺機材とその他もろもろを紹介しました。
これさえそろっていれば、
充実したダイビングライフを送れるでしょう。
水中カメラ等の贅沢品も含まれてますが。
後は潜る技術や呼吸方法を心得ていれば、
今すぐに潜れるのではないでしょうか。
重機材に関する豆知識
- レギュレーターのボンベとの接続部分は、きちんと乾かす
- BCDは、”Buoyancy Control Device”の略
- 水中でボンベを閉めると、2回程度しか呼吸できなくなる
これを知らなくても、ダイビングはできます。
ただの豆知識として持っておいてもいいかもしれません。
レギュレーターのボンベとの接続部分は、きちんと乾かす
本体がないと説明が難しいですね。笑
レギュレーターは、ボンベに直に接続します。
通常レギュレーターの接続部分には、
黒色のキャップがついています。
レギュレーターは湿気に弱いので、
キャップをつけておくことで外気の湿気から守っています。
濡れたまま放置してカビが生えないように気をつけてください。
ダイビング終了後は、地上でボンベのバルブを少し開け、
勢いよく空気が出てくるので、その風圧により水気を吹き飛ばしましょう。
毎回の手入れは、機材を長く使う上では大切なことです。
BCDは、”Buoyancy Control Device”の略
つまり、浮力調整具と呼ばれます。
そのままですね。
水中でボンベを閉めると、2回程度しか呼吸できなくなる
あなたが水中を泳いでいるときに、
突然ボンベのバルブを閉められたら、どうなるかわかりますか?
もちろん、空気が供給されなくなるので、
息ができなくなることが考えられますよね。
ですが、直ちに息ができなくなる訳ではありません。
レギュレーター内に残っている空気を吸うことで、
2回程度息を吸うことができる
のです。
イメージは、空気を吸って吐いて(あれ、少し吸いづらいかな)
吸って吐いて(吸いづらいな)、吸おうとしたときに吸えない。
このようなイメージです。
水中では、めったにないケースですが、
万が一も起こりうるので、
水中でボンベの開閉をできるようにしておきましょう。
まとめ:【ダイビング初心者】必要な機材はこれ【重機材編】
ダイビングに必要な重機材を、簡単におさらいしましょう。
- BCD(浮力調整具)
- レギュレーター
- オクトパス
- コンパス(残圧計)
重機材について、ざっくり解説しました。
実際にダイビングをやらないと、機材の使い方はわからないと思います。
もし、機材を買ったなら実践あるのみですよ。
少しでもダイビングの参考になればうれしいです。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました!
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