【桃太郎】物語を後ろから読んでみた【尻語り】

絵本
おさるさん
おさるさん

この記事は、こんな人におススメ!

・「桃太郎」を違う角度から読みたい

・ぶっちゃけ超暇

はい、うきくん。です!

あなたは、

 桃太郎

って知ってますか?笑

もう聞くまでもなく、

超有名なヒーローですよね。有名な日本昔話ですよね。

知らない人は国内にいないのでは?

と疑うレベルのお方です。

子どもさん
子どもさん

先に言っておくけど、遊びだよー

先日私は、図書館で

 桃太郎

を借りて読んでみました。

・・・すでに把握している内容。

なんか味気ないなー。

そうだ、後ろから読んでみよう!

ということで、物語を結末から読み進める

 尻語り(桃だけに)

と銘打ち、

私の独断と偏見で編集してみました。

それでは、ぜひご覧ください。

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【桃太郎】物語を後ろから読んでみた【尻語り】

内容は、1~5章に分けてあります。

中二病まがいですが。

しばらくの間、お付き合いください。

鬼ヶ島編

実にめでたい 実にめでたい。

桃太郎は、妻であるお姫様と

おじいさんとおばあさんと幸せに暮らしていたのである。

最近は鬼どもも来なくなり、

おじいさんもおばあさんも

大喜びして、桃太郎を家に迎え入れたあの日が懐かしく思い出される。

 そんな喜びもつかの間。

 プカプカ。プカプカ。

 (あれ?俺はいったい何をしているんだ!?)

桃太郎は、ふと気づくと

 サルとイヌとキジ

とともに大海原の船の上。

 (そ、そんな。バカな。)

船の上には、お姫様も一緒にいた。

 (これは、悪い夢でも見ているのだろうか。)

この景色を覚えている。

 (鬼ヶ島だ。鬼ヶ島へ向かっているんだ。)

山を越え、谷を越え、海を越え

桃太郎一行は、鬼ヶ島へと向かっていたのである。

 (鬼たちが俺に向かってひれ伏している。そうだ、俺は鬼どもを倒したんだ)

鬼ヶ島へ到着した桃太郎は昔のことを思い出した。

そのときだった。

 「その女を返せ!」

鬼の大将は、鋭い口調で言い放ち、たちまちお姫様を奪い去った。

 「おい!何をするんだ!」

桃太郎が鬼の大将に切りかかった。すると鬼の大将は、

 「とてもあなたには敵いません。どうか命ばかりは助けてください。」

と言い、大きな目から涙をぽろぽろと流した。

桃太郎は絶句した。

 (あ、あの鬼の大将が!?まさかな。)

桃太郎はふと笑みを浮かべ、

 「ふん、命乞いか。らしくない姿を見せるのだな。」

と言い、刀を鞘に収めた。

桃太郎が背を向け、鬼のもとから離れると

 「なあに、桃太郎がなんだ。ははははは。」

鬼の大将の高笑いが聞こえる。

桃太郎が振り返ると、鬼の大将とその家来どもが

酒盛りを始めていた。

 「酒盛りだと?ふざけるな!この卑怯者が!」

桃太郎の怒号が鳴り響いた。

しかし、鬼どもの酒盛りは止まることがなかった。

それどころか、キジは空から叩き落され、

サルは塀から放り出されていた。

 「くそ!サルとキジでは歯が立たない。む、イヌはどこだ?」

桃太郎はイヌのいないことに気づくと、いつのまにか鬼ヶ島の門の外にたたずんでいた。

先ほどの鬼どもとの戦いがまるで嘘のように。

 「待て、待つんだ!」

桃太郎の声もむなしく、鬼ヶ島の門は閉ざされた。

食料も宝物、お姫様も何もかもなくなってしまった。

 (もう、これ以上は成す術がない)

己の無力さを感じた桃太郎は、船に乗り込む他なかったのである。

今、船にいるのは

サルとイヌとキジ。

みんな怯え震えている。

再び海を渡り、家へと戻る桃太郎一行であった。

仲間編

海を越え、谷を越え、山を越え。

始まりの地へ戻ってきた、桃太郎一行。

すると突然、

キジは口の中からきびだんごを吐き出した。

 「どうした?」

桃太郎はキジに問いかけるも、

キジは何も言わずに去ってしまった。

 (なぜだ?)

桃太郎は焦燥感に駆られた。

再び歩き出し、山を抜けたところで

サルは口の中からきびだんごを吐き出した。

 「いったい、どうしたというのだ?」

桃太郎はサルに問いかけるも

サルは何も言わずに去ってしまった。

 (なぜサルまでも。)

桃太郎はさらなる焦燥感に駆られた。

それと同時に、不安も襲ってきた。

 (なんだか嫌な予感がする。)

桃太郎の嫌な予感は的中した。

桃太郎一行が村のはずれまで戻ってくると、

突然イヌがきびだんごを吐き出し、

わんわんと吠えながら走り去ってしまったのだ。

 「待て、待ってくれ。」

桃太郎の呼び止める声も儚く、風に消えていった。

 「とうとう、一人きりになってしまった。これからどうしたら。」

桃太郎の背中は寂しさを物語っていた。

帰還編

サル、イヌ、キジに見放された桃太郎は

ついに、おじいさんとおばあさんのいる

家に戻ってきた。

 「ただいま戻った。」

桃太郎の悲しみのこもった声を察知した

おじいさんとおばあさんは

桃太郎をあたたかく迎え入れた。

 (あんなところに行かなければよかった。)

桃太郎は心の中で後悔するとともに、大粒の涙があふれた。

 「お姫様を失い、3人の仲間をも失ってしまった俺は、これからどうしたらいいんだ?」

桃太郎の嘆きの声を聞き、おじいさんとおばあさんは陰でひっそりと

桃太郎を見守っていた。

桃太郎に声をかけることなく、そっときびだんごを置いてその場を離れたのであった。

退化編

桃太郎は日に日に元気を失っていった。

日本一と書いた旗も刀、袴、はちまきも全て

おじいさんとおばあさんに返してしまった。

大好きだったきびだんごも口にすることもなくなり

桃太郎の体は日に日に小さくなっていった。

 「もう鬼ヶ島には行きたくない。」

 「もう誰も信用できない。」

それが桃太郎の口癖になった。

ある日、一羽のカラスが桃太郎の家の庭に来て

 「鬼ヶ島の鬼が来て米をとっていった。塩をとっていった。」

 「姫をさらって鬼ヶ島へ行ってしまった。」

と言い去った。

桃太郎は震えた。

 「鬼が怖い。」

桃太郎はそうつぶやいた。

体も心もすっかり小さくなってしまった。

そこには、かつての勇ましい面影はなかったのである。

桃編

桃太郎はもう何も言わなくなった。

桃太郎はもう何も食べなくなった。

 「ああ、桃太郎や。こんなにやせ細り、縮んでしまって。」

おばあさんは悲しみの表情を浮かべそう言った。

 「ついにこの時が来てしまったのか・・・。」

おじいさんは、おばあさんを抱き寄せつぶやいた。

家の裏庭に蔵がある。

そこを開けると、中には大きな大きな

桃が置いてあった。

おじいさんは覚悟を決めたようにその桃を取り出し、

桃太郎の目の前に置いた。

 「桃太郎。もう、最近のお前の様子をとてもじゃないが見てられん。」

 「すまんが・・・。」

とおじいさんが言うや否や、

 「おぎゃあ。おぎゃあ。」

桃太郎は赤子の様に泣きだした。

まるで、生まれたばかりの、あの時と同じように。

 「おばあさん、川へ行ってきてくれないか?わしは山へ芝刈りに行ってくる。」

桃太郎の泣く声はもう聞こえない。

おじいさんは、大きな桃をおばあさんに渡し、

山へ芝刈りに出かけて行った。

おばあさんは家に一人きり。

たった一人で焦っている。

 「この桃をもって、川へ行くのか。洗濯をしに行くのか。」

おばあさんの足は、知らぬ間に川へと向かっていた。

 「あの日と同じ場所へ。」

おばあさんは何かにとり憑かれたように、川へと歩いた。

 「これでよかったのかい?」

そうつぶやき、おばあさんは川へ桃を放ったのだ。

おばあさんが川に放った桃は

 どんぶらこ どんぶらこ

流されるままに、川の果てへと消えていった。

おばあさんは何も言わず、

いつものように洗濯をしていた。

まとめ:【桃太郎】物語を後ろから読んでみた【尻語り】

いかがだったでしょうか?

と言っても、意味がわからなかったと思います。

私自身も

 「え、これ大丈夫?」

となっていました。笑

でも、ご安心ください。

今回のお話は、

 フィクションのフィクションです。笑

この物語から学ぶことがあるとすれば

  • 大切なものを失う恐怖
  • 人のやさしさ

とかでしょうか?笑

どこか寂しい気持ちになってしまいましたね。

そういう方は、

原作を読み直して、明るい気持ちを取り戻しましょう!


ここまで読んでいただき、

ありがとうございました!

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